project GYO

株式会社プロジェクト暁

​代表取締役挨拶

弊社宣言

 

 弊社は、戦後の日本を代表する脚本家、早坂暁氏の作品を映像化するため有志により設立いたしました。これを契機に、今後、映像だけではなく、豊かで多様性のある良質な企画を実現する制作会社でありたいと考えています。

 ハムレットの名台詞を少し捩り、例えば放送は時代を映す鏡であると意訳するなら、番組で何を伝えるかは、我々そのものが問われる試金石でありましょう。

 曰く、今の日本の少子高齢化、赤字国債の信じられない数字と社会保障の問題。海外の難民問題とテロ、人種差別、そして核兵器と全地球的な温暖化問題。著しいテクノロジーとサイエンスの進展に伴う様ざまなジャンルにおけるグローバリゼーションの大奔流。

 まさに我々は、正解を求めにくいカオスの渦中にありつづけるといっても過言ではありますまい。

 しかし他方では、ビッグバン以来、138億年の時間の最先端で日々、懸命に生きる多くの生物と同じように、奇蹟的に命を存えている我々は、色彩や香りに包まれ、音を楽しみ、美酒を味わい、微風を感受する肌をもつフライジャルで文化的な存在でもあります。

 春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて涼しかりけり(道元)・・。

 

移ろいゆく日常生活のなかで、限りある、ささやかな命の営為を凝視し、「世界の涙の総量は不変だ、誰か一人が泣きだすたびに、どこかで誰かが泣きやむ」というノーベル賞作家の小さな愚痴を忘れず、不易流行の哲学に立脚し、伝えるべきことを発信します。

 「プロジェクト暁」は、名前のようにプロジェクトであります。何時でも、訪問していただければ幸甚です。どうぞ宜しくお願い致します。

​                         株式会社プロジェクト暁 CEO 加藤 邦英

 

プロフィール

 

加藤邦英(かとうくにひで)

1947年福島市生まれ。1970年慶應義塾大学文学部卒業後、NHK入局。

プロデューサーとして、主にドラマ番組、演劇番組、映画海外番組を担当する。

音楽ファンタジー『KURO ZUKA』(ルーマニア・ゴールデンアンテナ賞金賞受賞93年)、

土曜ドラマ『ゼロの焦点』、『やらまいか』(ギャラクシー賞受賞95年)、名古屋局70周年記念事業『一人芝居の演劇祭』(95年)。ドキュメンタリーETV特集『アンジェイ・ワイダ祖国ポーランドを撮りつづけた男』(ATP賞グランプリ受賞08年)、ほか、韓流ドラマ『冬のソナタ』『チャングムの誓い』などにも関わる。そのほか舞台演出「砂世御前」(2000年両国シアターX)。また映画『「さくらさくら」~サムライ化学者高峰譲吉の生涯~』をプロデュース。

著書 ふしぎな時間~テレビプロデューサーのしなやかな審美眼(飯塚書店)